2009年10月22日 (木)
邂逅する雨上がりの風
痛みなく契りもない
吐息の性
砕ける意味の裸体
をZと仮説
蝕む静脈の派生から
Yの絶望を
手繰る全てに
負荷を課してみる
微笑に霧
似合う善
追う絶望にすら
きみへの悪意は
絶えまない
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2009年9月 8日 (火)
ときとして
上弦の月 在り
蝉時雨止まず
宵の花弁
蟻の踵 残し
夜を待てない訳
ついの救い
とどかない真実
明日を確認しない蝉
昨日を振りかえらない蟻
潔い必然の連鎖
ひとつひとつ
夏の腐れゆく過日を
舐めてみる
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2009年4月26日 (日)
汀あり驟雨のあと
切なく会い辛く別れる
なろうとして
なれず
汲まれぬ性差を
風にまかせる
結実の裸体
情景はいつも
生まれたままの
寄り添いと未練
絶えまなく
虚ろな非日常
非ざる希いを
アガナウ産声
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